年末年始は何処に行くでもなく、お絵描き。
特に年末は溜まっていた有休を消化して結構時間があったのですが、朝液タブを付けて、気が付いたら日が暮れているようなぐうたら日々を送っていました。
お絵描き対象は前回記録に続きほぼメメントモリ。ほかのソシャゲはどうか分かりませんが、ことメメントモリは新キャラの回転が速く、数も多いので描きたい題材が尽きません。
楽しいのですが、時間が溶けていくので少し焦ります。仕事に必要な勉強をせず描いていていいのか...。最近は妙な背徳感と焦燥感に挟まれています。
ソルティーナ
雪だるまを作ろう。
背景は冬の快晴無風。少し黒い青空、日光に照らされた雪の反射で全体的に明るい。その分影は暗く見え、環境光の影響で彩度高めの青色となっています。雪だるまの下側の影には、周辺の雪から反射した光が当たると考え、接地面付近を明るくしました。
画角について、ローアングルから少し見上げるようなアングルで、魚眼気味に背景を歪ませています。人が見える景色も実際には少し魚眼気味に歪んでいるとどこかで聞いたような気がしますので、このくらい歪ませた方がキャラを見せる絵作りとしてよいのかと思ったり。
そのほか、地平線に木を配置したり、中央に向かう雲を付けてみて、視線が中央に集まるよう試みています。
服のシワの描きこみは適当。後ろ姿なので想像でなんとなく描きましたが、シワの流れに違和感を感じます。生地感は滑らか、フリルはメインの光と反射光を反映できてよい感じです。線画にはなじんでいませんが。
特に肩回りの茶色の布へは思いっきり青色を載せています。これが意外と違和感なくマッチして良い。半面、上着の黄色に乗せた青色はくすんで重い印象を受けます。上着上部の黄色には少し赤色を混ぜているので、半端に青を載せた結果くすんだ灰色になってしまったのでしょうか。
キャラの線画を真っ黒のまま色レイヤーに結合して苦労しながら色を合わせていった記憶があります。顔周りは強調するためにあえて線画を残しましたが、強烈なコントラストで顔だけものすごい浮いています。
上の画像は肌部分を少し暗くして処理しましたが、Xにポストしたものは未処理のためより浮いて見えます。また、雪だるまで表現した反射光がフリル以外に反映されていないのも不自然な浮き方の一助となっているように感じます。
ほかにも体の反り方など、気になるところはありますが、それでもお顔かわいく描けて個人的には満足しています。
おまけ ルナソル
あったかくしよう
スペイン村コラボ再来!
今年はサロメ嬢もコラボするということで二人のFA。少しだけ先輩風なンゴちゃんにっこりでかわいい。あと、サロメ嬢のブドウの方が細かい実です。
線画はラフペン、色塗りはバケツ塗りで簡単に。参考画像のあるデフォルメ絵なら2~3時間で描き切れるのでお手軽です。
マーリン
彼女のメモリーやキャラボイスから、お弟子さんが来たときの喜びを描きました。多分めっちゃうれしかったんやろなあとか考えて、表情はぎゅっとさせています。
おなかも描きたかったので描きました。気を付けないと過激になってしまう...。
画角はいたってシンプル。アイレベルを肩~頭付近に、正面からキャラを捉えています。
ライティングもシンプル。トップからのメインライトがある以外に、緑の何かが周辺にあると仮定した反射光を置いています。帽子の下側はメインライトから透過してきた光が乗り、キャラの顔周りを照らしています。魔女の防止って厚い生地のイメージが強いので、あまり適切ではなかったかもしれませんが、メインで見せたいのはあくまでキャラなので嘘をついています。
背景は無し。座っているところにかろうじて茶色の何かを置いているくらいです。キャラ描きたい先行で筆を進めるとバックに何も置けず詰むことがよくあります。最初は樹とか置いておけばよいやろくらいに考えていたのですが、あまりにもうまく表現できず黒板みたいな背景になりました。
布感は大切にしたポイントの一つです。ちょい前のソルティーナの上着でなんとなく描いたことを反省し、pinterestで布を検索して見比べながら描いています。公式イラストですとふんわりとした巨大スカートですが、座ってもらうために重力に逆らわない生地&長さを短くしています。
この絵は完成後の色味調整にかなり難儀した思い出があります。途中までは髪の毛を明るくし過ぎて黄色になっていたり、カラーバランスが赤寄りだったり。
たまに色味が気にくわなかったらLightroomで調整を描けます。こうゆうときにインタラクティブな操作で調整ができるのは強いですね。
おまけ
気にせず描いていましたが、マーリンは果たして裸足なのか。
関係ないですが、この絵を描き終えてすぐ、メメントモリのアートブックが家に届きました。アプリではレアリティを上げないと聞けないキャラボイスが文字に起こされているだけでも買った価値はあるというものです。BOI様に感謝。
テオドラ・ロザリー・ニーナ
「肩を叩け、テオドラ」
フリーレンを見て、VSアウラの1シーンをパロりたくなったため描いた一枚。キャラはテオドラ含め、ブルク公国関連人物より選出。キャラ同士の相関性を公式が本にしてまとめてくれているのはありがたい。
肝心の絵ですが、説明もなんも無しで出したので、見返すとなんだぁ...この絵はぁ...?みたいな感情が芽生えます。絵でパロり切れていないのにノー説明は罪。
テオドラの手には、天秤に置かれた炎の光を表現するために覆い焼きカラーで緑色を載せました。強烈な光源がある際に便利なレイヤーです。
この緩い絵、何気に12MBあります。手持ちの絵の中ではトップクラスに重い、何故。
おまけ 肩たたき(肩もみ?)
年長者は大切にしよう
年末年始絵:プリシラとルサールカ
干支にちなんで兎から辰にバトンタッチ(できていない)を描きました。
兎役はプリシラのプリン、辰役はルサールカスキル2の濁り竜からとってきました。人間以外の生物を描くのも楽しい。
余談ですが、最近線画で多用している筆は下記URL素材のラフペンです。境界が濃い色で水彩境界みたいな質感。それでいて形がパキっとしているので線の勢いが死なない。
おすすめです。
https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1695210
ソル
色塗りから逃げたイラストその1。
一応服のシワは気合を入れて描き込んだのですが、足の位置が気にくわず修正を繰り返し、色を塗る工程に移行する前にやる気が消し飛びました。
Let's Cook!
ポストに説明を付けろ説明をぉ!
テオドラのメモリーから着想。お茶会準備中お手伝いしに来たルナリンドに妹大興奮。「お姉ちゃんがお手伝いをしに来たらきっとうれしいんだろうな」をきわめて過剰に表現した結果です。
服装は中世ヨーロッパモチーフのゲームなので、適当にその時代の服装を調べて描きやすいものを参考にしました。が、説明がない+描き込んでいないので、何のキャラを描いたのか分からないですね...。
人物の強調を目的とし、背景を暗くして人物の周りに明るめな色で縁取りを行いましたが、縁取りの境界に太めの黒線画があるのでそこまで効果が無く、ソルティーナ・テオドラに背景と同等の淡めの髪色を乗せてしまったのでコントラスト差が出ず、結果的には全体的に暗めな絵となってしまい、空振りに終わってます。
また、左側と右側で統一感なく人物が配置され、何となく見づらい。
ポップな絵を描きたかったのですが失敗に終わり、色塗りって難しいなと実感した一枚でした。
おまけ お手伝いするも鍋を凍らせちゃって何もうまくいかないルナリンド
一応pixivに投稿する際は反省し、"お茶シバき前料理中めちゃ凍らせルナリンド"という説明書きを付与しました。なんだその日本語。
こっちのおまけのほうも描きこんでいきたかったのですが、ラフ時点で全体的に小物が多くなり面倒なので断念しました。いつか描こう。いつか。
件のラフ
リンゴ丸かじりイリア
色塗りから逃げたイラストその2。
上から見下ろし、イリアが目つき悪く見上げている治安の悪い一枚。
気にせずやっていつも後悔するのですが、陰影を表現する際、線の向きをバラバラにしてしまうため、見栄えが悪くなります。また、線の入り部分もゴミがあり、汚いですね。つむじ部分もなんだか適当です。
インクペンの鋭い線は勢いがあって描くのも見るのも好きなのですが、普段使っているラフペンのように筆を動かしてしまうと、粗がとても目立つので気を付けなければ。
目については珍しくいい感じに描けました。カケ網のように短くブロック単位で太い線を描いていくと、情報量が増えてよいです。
A.A
色塗りから逃げたイラストその3
A.Aメモリーから着想。きれいな空を見せようと思い立ったはいいものの、マジックアワー+逆光をうまく表現できず挫折。
コントラスト差を出そうと試行錯誤したり、手前に剣を配置して反射光で立体感を出そうと試みたりしましたが、「待てよ、剣を配置するということは、剣を描くということでは?」となり、嫌になって色ラフ段階で力尽きました。
とはいえ悔しいのでいつか描きます。いつか。
ソルティーナ Kaboom!(どーん!)
なんと気なしにメメントモリのアプリ言語を英語に変更してみたところ、当たり前ですがボイスも英語に。さらにラメント(曲)も英語になります。
ソルティーナのスキルボイスはどんな感じになるのかなと聞いてみたところ、そこはかとなーくかっこよくなってました。
モーザやリーンなど、印象が変わらないキャラが多数いたり、半面フェンリルみたいに印象ががらりと変わる子もいたり...聞き比べてみると面白いかもしれません。
絵はポップに可愛く。色塗りはバケツ塗りでシンプルに、フリルはもこもこにして工数を減らしました。
おまけ Kaboom!!(どっかーん!!)
ケルベロスの方が声大きい。
話は変わりますが、英語版のラメントは時々日本語var.との母音の一致を狙っているような箇所があったりします。聞いていて飽きません。
リシェスのAsking for the moonとか、かなりきれいにはめています。↓
English:`Somber soul,don't you ever give up on your dreams`
日本語:`探そうとすればするほどに`
参考:Asking for the Moon | MementoMori Wiki | Fandom
言語をEnglishに変更し、ホーム画面を眺めるのもメメントモリの楽しみ方の一つなのかもしれません。
コルディ
険しい横顔が描きたかっただけの一枚。少しだけコントラストを上げ、強弱の強い絵に仕上げました。口元雑なのと人差し指の長さが少し気になりますね。
事前にコルディの専用武器"Jack&Pot"を個別に描いていたので武器の雑さが無く、かっこよさを損なずに描き切れています。
メメントモリは1枚絵以外の視覚的な資料が無いため、見えない部分・見えづらい部分は現実のものを参考に描きます。人物と並行してその作業を進めるとやる気をなくすため、こまい物は事前に描いておくやり方はありですね。
おまけ 曖昧模糊なJack&Pot
生まれて初めて曖昧模糊を書きました。
Moddey
Talking to ghost.(Reference : Ghost church from Czech)
墓守モーザさんのメモリー・キャラボイスより着想。連想ゲームでいつか行ってみたい場所の一つにチェコの"Ghost Church"があったのを思い出し、描き始めました。
The Church of the Ghosts - Czech Republic - YouTube
下書き自体は年末に描いていたのですが、案の定色塗りでどんづまって下書きのまま放置。
このタイミングで、さすがに塗りは克服せねばと頑張りました。
何を参考にしたかと、どのような工程を辿ったのかについては色塗りにフォーカスが当たります。ちょっと長くなるかもなので別記事にまとめる予定です。
かなり激しくコントラスト差を設けました。ここまで思い切ったのは初めてです。完成形を見てドキドキしました。
背景のディテールを出し切れず力尽きたのが悔しい。精進します。
健康でいてほしいクラウディア
新キャラクラウディアさんです。発言全てが今際の際なのでひやひやする。いつまでもどうか健康でいてください。
本当は別の構図で描くつもりだったのですが、剣や服のディテールがいまいちピンとこなかったので、先に立ち絵を描いてみることに。結果、仕上げまで行きました。
この絵の個人的ポイントは覆い焼きと焼き込みです。こちらも主に色塗りについてのため、詳細はモーザの絵と一緒にまとめます。
Xにポストした際のトリム画像。三分割法で構図を決定。
個人的には写真もイラストも画面の分割法よりは、アイレベルと、遠くからボヤっと眺めたときに見えるシェイプに気を付けるべきだとは思っています。
スマホで見たりするとあまりにも小さいので、重要でない部分は投稿前にトリムすることがほとんどなのですが、トリム前の方を上げたいのが本音です。
以上。
社会人になってから始めた趣味ですが、何なら仕事のための勉強とか、昔からの趣味より力・時間を注いでいるくらい大好きです。
たまにイラストをお金に変えてみたいという考えが頭をよぎります。まだまだ描けないものは多いですし、何より責任が伴うので二の足を踏んでいますが、いつかは挑戦したい、いつかは...。
引き続き楽しくまったり描いていきます。
おまけ
めめんともりフード組
この絵の個人的MVPはニーナです。ふくれっ面かわいい。