前回のイラストでとにかく線画の処理に時間を割かれたため、一度線画なしのイラストを描いてみました
前回のイラスト作業順は以下の通り
<前回>
あたり→ラフ→線画→ベースカラー→影・ハイライト→パーツ→線画調整→微調整
今回は線画は無く、グレースケールでの描写がメインになります
また、グレー階調で形状を作り込むため、色塗りにはそこまで時間をかけません
作業順は以下の通り
<今回>
あたり→ベース(グレー)→明暗造形(グレー)→色塗り→塗り・パーツ調整→ライティング調整
前回より所要時間が短くなればいいなと思ったりしています
↓あたり
体を捻り片足立ちです
↓明暗造形(グレー)
民族衣装でなんかいいのないかなと調べていたところ、アオザイ+スカートのセットアップが可愛かったので描いてみる事に
左手の位置が悪いので修正かけます
↓色塗り
バランスが良くなりました
↓微調整後
目のハイライトや色の馴染ませを行いました
Twitterに投稿しましたが、どうにも見づらい
どこを見せたいのか分からくてモヤモヤします
グレースケールにて確認すると特に足元周辺について、主題と背景とのコントラスト差があることが分かります
顔側に目を向かせるよう調整と全体の色合いを調整しました
↓ライティング調整後
下半分をオーバー気味に暗くしました
先ほどよりかは見やすくなったような気がします
線画を描かないことでだいぶ時間を短縮できました。感覚的には三分の一位短縮したような
また、線で凹凸表現を行うよりも3Dモデルを造形する感覚で描き込みを行うことができ、個人的にはこの手法かなり描きやすいです
特に手足の描きやすさは驚きでした。完成した際の質感も良い
線画の後処理で大体こけるパーツだったのでありがたいです
線画があるとどうしても立体物の造形がうまく描けないこと、線画の色や太さの調整が嫌いだったのでこの手法は非常に好きです
描くものにもよりますが、積極的に使いたい